4月の生け花ワークショップに引き続き、
先週末、和菓子作りワークショップが開催されました。
今回講師を引き受けて下さったのは、
COREと同じ「新宿区若松町」で新宿栄光堂を営む、
片岡 義雄さん。
新宿栄光堂は、
COREから徒歩1〜2分の場所にある、
昭和の雰囲気漂うお店です。(褒めてます)
片岡さんは、東日本大震災を機に
自分に出来ることは何かと考え、
和菓子体験教室を始められたとのこと。
こんなに近くに、
素人に和菓子作りを教えて頂ける方がいらっしゃったなんて!
素敵な巡り合わせです。
*
さて、今回作るのはこちら↓の2種。
びわ(文字通り、果物の枇杷を模した和菓子)
四葩の花(紫陽花をイメージした和菓子)
和菓子の中で、
茶席などでも用いられる「上生菓子」の一種、練切。
材料は、白あんに つなぎとなる白玉粉などを混ぜ、
成型しやすくしています。
形は一般的に、花鳥風月を題材につくられるようです。
こんなところからも、
前回の生け花ワークショップでも話題になった
"日本人が自然を愛し、親しんできた様子"が感じられます。
*
さぁ、まずは、先生がお手本を見せて下さいます。
先生の手の中で、
あっという間に、まるで魔法のように
どんどん形を変えていく、練切餡。
もちろん、体験講座として
順を追って、要所要所で手を止めて見せて下さるのですが
何せ初体験の私たち。
頭の中が、手順でイッパイになったところで(笑)
実際に手を動かしてみます。
今回は成型のみの体験ということで、
先生がそれぞれの分量を人数分に分けて、持ってきて下さいました。
まずは材料をそれぞれ二等分。
一種類につき、一人二個作るからです。
今使わない分は、パックに戻して蓋をしておきます。
そうしないと、乾いてしまって成型しづらくなってしまいます。
「びわ」では、
主に見えてくるオレンジ色の練切餡と、
中に入れる黄身餡、
びわのお尻の部分と芯の部分に入れる緑色の餡が材料でした。
和室では、子連れチームが奮闘中。
奥にいる3歳児と、我が娘4歳児。
話はあまり聞かない、手順は気にしない、完全にフリーダムな世界であります。笑
一個目を作っていた時は、大丈夫かぁ〜!?という手つきでしたが、
二個目はとても上達して、上手に黄身餡を包んでいました。
これには先生も驚いて、素質がある!と言わんばかり。
びわのお尻部分は、
先生がお持ち下さった糸切りはさみのような鋏で、
ちょんちょんと3カ所切れ込みを入れます。
先生はとても簡単そうになさるのに、
綺麗に切れ込みを入れるのはなかなか難しい様子。
おそらく、手前右側が先生の手によるもの。
ね、本当の枇杷みたいに見えます。
左側と奥は、参加者のどなたかのもの。
だいぶいい具合にできていますが、
やはり切れ込み部分のキレが違いますかね。
全員が「びわ」を二個作り終えたところで、
お次は「四葩の花」のレクチャー。
こちらは、紫と白の練切餡+小豆あん、トップに乗せる黄色の餡をほんの少し、
が材料。
まずは紫と白の餡を使って、外側の部分を作り
なかに小豆あんを入れて包み込み、
「揉み上げ」と言われる手さばきで下がすぼまった形にします。
そして、ここでプロは「三角べら」と呼ばれる道具を使うそうですが
ワークショップでは四角錐の積み木で代用、
これをつかって、餡に筋を入れます。
その後四枚のガク部分を両手指を使って成型したら
最後に、"シベ"として、黄色い餡を丸くして真ん中に落とすように乗せ、
完成!
と、手順を大雑把に書いてみましたが・・・
ちゃんと理解したい方は、是非片岡さんの体験教室に参加してみて下さい^^
最新情報は、片岡さんのブログをご覧下さいね!
このあとは、皆でお茶を飲みながら
自分で作った和菓子を一ついただきました。
私もすっかり和んでしまって...
*
前回の生け花ワークショップと二本立てで開催した、
シェアハウスCORE牛込若松の二周年記念イベント。
住人の方からも、一般の方からもご好評いただいて
無事に終えることが出来ました。
講師をして下さった豊田さん、片岡さん、
花材を仕入れて下さったAndyさん、
24日お手伝いに来て下さった方々、
ご参加下さった皆さん、
本当にありがとうございました!!
また、今回日程が合わずいらっしゃれなかった方からも
また企画してね〜なんて声がありますので、
またいずれ、何らか企画したいと思います。
3年目に突入し、これからも進化していくCORE牛込若松を、
どうぞよろしくお願い致します♪
築50年の建物を、無垢材や漆喰など自然素材を活かして改修中。充実したキッチンや共用空間、ゆったりとした個室、みんなでつくる庭。屋上からは新宿の高層ビルや花火も見えます。
実はこの町、江戸城に門松を献上していたから「若松町」という名がついたとか。江戸のお稲荷さん、大正のレトロ建築、懐かしい雰囲気の商店街も残っています。
この町で、住人仲間はもちろん、町の人たちともゆるやかにつながる。シェアハウスから広がる暮らし、はじめませんか?
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