改修工事、着々と進んでいます。
この写真は先週のものですが、建物は足場で囲われました。
先日、壁の中から出現した窓。
減築したので、外部に姿を現しました。
建物があったところが、シルエットになっています。
これ、うまく残せないか、画策中です。
こちらは、昔の浴室だったところ。
素敵なモザイクタイルが発掘されました。
床を貼ると見えてくなってしまうので、こちらも思案中。
屋上に上がる階段も、手前の壁が撤去されたのでこんな感じに、、。
ちょっと急なので、上る時はご注意を!
壁を外すと、柱が現れますが、文字が全て逆さまに書いてあります。
昔は、材木屋さんに材料を並べる時は、木の根もとを上にして立て掛けたそうです。その時に、読みやすいように文字を書き、実際に柱として使う時は、木の根もとを下にして建てたので、家の中の柱の文字は全て逆さま。
人口乾燥材が出回るようになって、こういう慣習はもう無くなってしまったとか、、。
小屋組も、オリジナルの部分と、その後の改修で手を加えられたところがあります。
でも、それもすべて、この家の歴史。
できるだけ、それを活かしながら、今回の改修は進めたいと思います。
昨日、1階の床下に土間コンクリートを打ちました。
見えない部分も、補強しながら進めています。
CORE牛込若松は、快適なシェアハウスに変身中!
そうそう、12月10日のイベントでは、現場も見学できます。
入居してみたいなと思ったら、ぜひご参加くださいね!!
by 樹
「内藤多仲記念館」をご紹介します!
基本的には非公開ですが、今回、見学の許可がもらえました!
門に張り付いて撮った外観写真…ねこがいます。
内藤多仲(ないとうたちゅう、1886ー1970)とはどんな人でしょう?
山梨県出身。東京大学卒業、早稲田大学教授。
独自の耐震理論を構築し、
それに基づいた建物(旧日本興業銀行ビル(1923 (大正12))が
関東大震災に耐えたことで高い評価を得て、
「日本の耐震構造の父」と呼ばれるようになりました。
震災後の竣工では、
歌舞伎座、大隈講堂、明治生命館などの構造設計に携わっています。
戦後、名古屋テレビ塔(1954)、通天閣(1956)、東京タワー(1958)という
タワー三兄弟の構造設計に携わり、「塔博士」とも言われた人です。
名言があります。
「塔とは装飾を排除し、数字が造り上げた、自ずからなる安定の美。」
おおー!かっこいいじゃないですか!
早稲田大学アーカイブの映像がyoutubeにあり、とても面白いのでご紹介しておきます。
1分30秒前後に、まさにこの自邸から歩いて出てくる映像があります。
(この家の前の道は私道で、お隣もまた面白い話があるのですが、それはまた次回…)
8分40秒あたりから、
「留学から帰るときに荷物のトランクが壊れなかったのはなぜか?」と耐震理論を考えた、
というくだりがあり、非常に面白いです。
若松町にある、1926年竣工のこの自邸は、
内藤多仲自身の設計で、45年間暮らし、
2階の書斎の机で仕事を行っていたということです。
こんなすごい人も住んでいたんですね!若松町!
現在は、「早稲田大学内藤博士記念耐震構造研究館」として、
基本的には非公開ですが、今回、見学の許可がもらえました!
建築に興味がある…だけの方は、
シェアハウスにも興味がある方をお誘いあわせの上(笑)、
いらしてくださいね!
by 碧
この町の見どころを、何度かにわたってご紹介していきたいと思います!
以前ご紹介した「火の用心~(カチカチ)」の発祥の地、八兵衛稲荷神社、
東京タワーの構造設計をした「日本の耐震の父」の旧自邸、
国際医療センターの前の大久保通りは、なんであんなに曲がっているの?
小笠原伯爵邸の数奇な運命!
生類憐みの令で犬を保護していた犬屋敷の跡…
若松町を少し離れれば、
山手線内最高峰のあの山、
毎年行われる流鏑馬(←読めますか?)、
「吾輩は猫」の墓も!
・・・・
などなど、本当に見どころ満載です!
右のカテゴリ「若松町まち情報」にまとめていきますので、
楽しみにしていてくださいね!
by 碧
最近、大切なお知らせを連日のようにアップしていますが、
見落としはありませんか~?!
12月10日の「若松町 歴史発掘 町めぐり」参加ご検討くださいね!
さてさて、今日もお知らせです!
CORE牛込若松のFacebookページができました!
Facebookのアカウントのある方、
是非「CORE牛込若松」で検索して、
いいね!ボタンを押してくださいね!
12月10日の「若松町 歴史発掘 町めぐり」も、
Facebookページ上でイベントを立ち上げており、
すでに、数名の参加希望をいただいています!
質問などがあれば、Facebook上でもお答えしますので、どうぞお気軽に!
by 碧
えー、本日は、重大発表です!
CORE牛込若松のロゴが完成しました!
こちらです!!
デザインは、azuki design の林田 全弘さん。
NPOのグラフィックデザインを中心に活動されていている方です。
http://azukidesign.com/
林田さんから、ロゴの説明をしていただきました。
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敷地図の形状を元に、4つに反復させて家紋のようにデザインしました。
歴史ある土地の伝統性と、現代的な要素を取り入れています。
また、中心から外側に向けて発せられる「うねり」や「渦」にも
見えることで、名称の「CORE」とつながりがあるようにしました。
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敷地図と形状の関連性を、図にしてくださいました。
旗竿の敷地なんですが、それを並べて「うねり」を表現してるんですね。
実は奥が深いけれど、シンプルな和風の紋のように見えるところが、
ニクイではないですか!
色も「若松色」でしょうか、いい色ですよねえ。
文字の位置の違うバージョンもあります。
シェアハウス と入れてもらったバージョンも。
ブログトップにも挿入しました。
少し小さめの扱いになってしまいましたが…(涙)
このロゴの手ぬぐいが欲しいとか、焼印も作ろうとか、勝手に盛り上がっています。
これから、色々なところで使っていきたいと思いますので、
見かけたときには、どうぞよろしくお願いします!
by 碧
この建物をシェアハウスに変えようと思った理由をお伝えしました。
http://coreushiwaka.edoblog.net/Entry/21/
今回は、設計を担当してくださっている樹さんと
広報などを担当してくださっている碧さんを
プロジェクトに巻き込んだ経緯をお話したいと思います。
*
さかのぼること8年ほど前、
私が一人暮らしをするために
初めて物件探しをしたときのこと。
1Rや1Kの部屋というと、ミニキッチンのところが多く、
大概、床はクッションフロア。
まぁ当たり前と言われるかもしれません・・・でも、
一人暮らしだからって料理しないわけじゃないし
仕上げ材だって、選択肢があってもいいのでは?
そう思ったのです。
その想いを、実現させたかった、今回の計画。
先に書いた個性のない1Rとなんら変わらないアパートだった建物を、
兼ねてから私が考えてきた、
「非日常空間は、何でもアリだけど、
日常暮らす場所は、有機的に。」
「自然に、無理なく、日本人として心安らぐ空間。」
として生まれ変わらせたい!と思って、
兼ねてからお付き合いのあった樹さん・碧さんに
お声をかけさせてもらいました。
樹さんは、HP http://www.prana-trees.com/
をご覧になっていただければお分かりになるかと思いますが、
自然と共にある暮らしを大切になさっている建築家です。
そして、碧さんはその名の通り、
「みどりを活かした暮らしづくり」のお仕事をされている方。
お二人が力を貸してくだされば、もう怖いものはない!
こうして、プロジェクトは動き出したのでした・・・
by 麻
2011年12月10日(土)、
「若松町 歴史発掘 町めぐり」を開催します!
この若松町は、通りや路地裏に、様々な時代の痕跡が残っています。
例えば、
「火の用心~」の発祥の地である八兵衛稲荷神社、
スペイン様式の旧小笠原伯爵邸、
「日本の耐震の父」内藤多仲の自邸、
武家屋敷の区画の名残り、
昔から続く商店街のお団子屋さんやお煎餅屋さん…(ちょっと写真が見にくいですが)
などなど、様々な時代の歴史が重なり、
派手ではないけれど、実は見どころがたくさんあります。
この町に誕生するCORE牛込若松は、
「人とのつながりを楽しみながら、古い歴史をつないで新しい歴史をつくる」
そんなシェアハウスを目指しています。
そんなシェアハウスを形にするために、
まずはこの町を歩いて、町の人たちと話してみよう!というイベントです。
シェアハウスに住んで、町とつながる…
そんなライフスタイルに興味のある方、
一緒にこの町をそぞろ歩いてみませんか?
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「若松町 歴史発掘 町めぐり」開催概要
日時:2011年12月10日(土) 10:00~15:00頃
場所:新宿区若松町周辺 (都営大江戸線 若松河田駅)
定員:20名
※参加費は無料ですが、昼食代は各自負担でお願いします。
※当日は、現在工事中のシェアハウス現地も見学し、賃貸資料もお渡しする予定です。
※定員間際となった場合は、入居検討中の方を優先させていただくことがあります。
参加申し込み、お問い合わせは、以下を記載の上、
①氏名
②年齢
③メールアドレス
④入居希望の有無
⑤このイベントをどこで知りましたか?
core.ushigomewakamatsu@gmail.comまでご連絡ください!
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by 碧
Facebookで「シェアハウスの屋上、あなたなら何をする?」
という質問をしてみたところ、
なんと、83票も集まりました!(複数回答ありですが)
投票結果はこちらです!
読みにくいかもしれませんので、トップ5を以下に書き出してみます。
ビアガーデン! 24票
流れる雲を眺める 13票
屋上菜園をする 12票
月を眺める 8票
洗濯物を思いっきり干す 5票
露天風呂を置く。 5票
・・・洗濯物を干す合間に、流れる雲を眺める・・・
気持ちよさそうな暮らしのイメージが沸いてきますね!
そんな中、最も票が集まったのは「ビアガーデン!」でした。
「ビールを飲む」という項目もあったのですが、
どなたかが追加した(誰でも回答項目を追加できる形になっていました)
「ビアガーデン!」という項目が、ぐんぐん票を伸ばしました。
それなら、屋上にバーカウンターなど付けたら、イケテルのではないか!
名づけて「Bar屋上」(そのままです)!
…というのは、私個人の単なる思いつきですが。
そんな風に、屋上やその他のスペースについても
みなさんと面白い使い方を考えていけたら楽しいですね。
質問者の知らない方もたくさんご回答くださって、ありがとうございました!
(SNSの底力を見た気がしました~)
By 碧
解体工事、大分進んできました。
ほら、これ。実は壁の中に埋まっていたスチールサッシです。
なんせ、50年前の建物ですから、今までに何回かの改修工事が行われてきています。
その際に、埋められてしまった窓。
今回、また日の目をみることになります。
2階の小屋裏も、天井を剥がしたら、こんなふうに姿を現しました。
野地板、なかなかきれいですね。
しかし、屋根の断熱するので、残念ながら、野地は見えなくなってしまいます。
古い小屋組は、このまま見せたいと思っているところですが、、。
小さな丸窓。
実は、これはエアコンの配管用の穴。
解体中は、見えなかったものが発見できて、面白かったり、悩ましかったり、、、。
まだまだ、検討しなければならないことが山積みです。
by 樹
今日から、解体工事が始まりました。
まずは、今後の作業のし易さを考えて、アプローチ部分にあったカーポートの屋根を撤去。
この屋根、半世紀くらい使われていたそうですが、さすがに、錆びて腐食がすすんでしまったので、
今回は、思い切って、、。
内部は、解体するところ、残すところ、作業の人が間違わないように、張り紙がされています。
改修工事は、残すところと新しくするところの取り合いが難しいですね。
費用を抑えつつ、最大の効果が得られるようにしたいわけなんですが、、
これが、なかなか頭の痛いお話。
さあ、どんな風に変身するでしょうか?
乞うご期待!
by 樹
築50年の建物を、無垢材や漆喰など自然素材を活かして改修中。充実したキッチンや共用空間、ゆったりとした個室、みんなでつくる庭。屋上からは新宿の高層ビルや花火も見えます。
実はこの町、江戸城に門松を献上していたから「若松町」という名がついたとか。江戸のお稲荷さん、大正のレトロ建築、懐かしい雰囲気の商店街も残っています。
この町で、住人仲間はもちろん、町の人たちともゆるやかにつながる。シェアハウスから広がる暮らし、はじめませんか?
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